実際に入園したら、こんなに不安の種があります
これまでずっとお母さんといっしょ、ごはんもお風呂も遊ぶのも。それにトイレタイムもママが見守ってめんどうをみてきました。けれど幼稚園への入園は、子どもの自立第1歩となる重要な節目です。
いままでのように「ママァ、おしっこ」なんて言っても幼稚園では通用しません。ごはんの食べ散らかしやお口の周りの汚れだって、もちろん幼稚園の先生がある程度はめんどうをみてくれますが、ママのようにパーフェクトなケアは望めませんし、望むべきでもないのです。
幼稚園に通うようになったら自分でできることは自分でするのが基本ですし、その範囲を拡大していくのが幼稚園教育のひとつの目的でもあるからです。
いちばんママたちが心配するのは、やはりトイレ問題です。「まだおむつがとれていないので、とても不安だった」、「家では、おしっこと言えるのに幼稚園では言えなくておもらししてしまった」という体験をよく耳にします。
また食事では、「食事中に落ち着かずウロウロしてしまった」、「きらいな食べ物が入っているとまったく食べようとしなかった」などという話もよくあります。ほかの子はできているのにどうしてうちの子だけが…と焦ったり悩んだりするママも多いでしょう。